2011/4/11
ジャンルに貴賤なし、されどジャンルの中に貴賤あり。 |
2011/4/10
「いちばん手ひどく裏切る奴は、自分がいちばん信頼している、自分の最も近くにおる奴や。ふだん嘘もつけんような奴や。 |
2011/4/9
「誰がお前を女房にして幸せにしてやるなんて言った!? |
2011/4/8
「そう、忙しいときほどゆっくりするんだ。うまくいかねえときほどゆっくりするんだよ。あわてるなってことだな。ゆっくり弁当つくるのもいいし、ゆっくり次のカアちゃん見つけるのもいい。 |
2011/4/7
「人生」と名づけられたオンボロのエレベーターは、しょっちゅう急上昇、急降下をくり返す。 |
2010/12/3
愛には常に狂気があるが、狂気には常に理性がある。 |
2010/11/24
「うん、なんていうのかな……うまく言えないけど、自分がすごく狭くて浅いところにいるような感じ。もっと広いとこが見たくてテレビとかつけると、えらそうな人たちが映ってるんだけど、そいつらもすごく狭くて浅いところにいるみたいな。一生、こんな囲いの中で生きていくのかって、ときどき絶望的になる。でもおれ、飛び込みでならそれを越えられる気がしたんだ」 |
2010/11/11
無常とは、すべての人は生まれて来た瞬間、いずれ死ぬことが決定しているということである。だが、大部分の人はいずれ自分が死ぬことだけは考えたくないのである。だから金儲けに励むことが出来るのだ。 |
2010/11/10
作家になることは、人の顰蹙を買うことだ、とは気がついていなかったのである。気づいた時は、もう遅かった。人の顰蹙を買わないように、という配慮をして原稿を書くと、かならず没原稿になる。出版社の編輯者は自分は人の顰蹙を買いたくはないが、書き手には人の顰蹙を買うような原稿を書くように要求してくる。そうじゃないと、本は売れないのである。本が売れなければ、会社は潰れ、自分は給料をもらえなくなるのである。読者は人の顰蹙を買うような文章を、自宅でこっそり読みたいのである。つまり人間世界に救いはないのである。 |
2010/11/9
人間には覚悟が必要です。私は死の覚悟をして、生きて来ました。死の覚悟をしないで、生きて行く人が多いんですよね。でも、人は死の覚悟をしなくっても、必ず死ぬんです。これだけは確かなことです。いつか必ず死ぬんです。あなたも、私も、私の嫁はんも。 |
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